2012年10月19日金曜日

今日は「秋の七草」のしおりを作りました。
 
型紙をこのように彫っていきます。
右から三つは白地の型でのこりは白抜きといいます。
 
 
彫りあがったものです。
右から「ススキ」「くず」「オミナエシ」「ハギ」「福寿草」です。
これに糊をつけていきます。
糊の原料はもち粉と糠、石灰です。
紙用の糊なので普通のものに生糠を加えて落ちをよくしてます。
 
そして、いよいよ糊つけです。
型の上にスクリーン(紗)を置きヘラを使って全体に均一の厚さで糊を敷いていきます。
糊を丁寧に、かつ手早く。そうしないとスクリーンの跡(紗の目)がついてしまうのです。
 
糊をつけた物を干します。乾いたら色ざし、そして染色を行います。
この糊のついてる部分が白くなり、現時点で白い部分に色がつくわけです。
 
ですが、今日はここまでしかできなかったのでまた明日続きを書かせていただきます。

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