2013年1月9日水曜日

琵琶 試験布研究会

こんにちは(・ω・)まだ写真がUPできません。
ある掲示板で相談に乗ってもらったところ
ほかのBloggerを使っている方も同じ状態だそうです。
早く治ってくれるといいのですが・・・
 
今日は試験布染研究会でビワを染めました。
 
ビワは研究会に参加している方が
自宅から朝一でとってきてくれたものです。
 
今回の試験布染の狙いは
「部位の差」
「グラム数の差」
「酸化処理の必要性」です。
 
部位の差に関しては
「葉」「樹皮」「材」の三種類。
 
それをグラム数の差で
葉は30g、100gに二つ
樹皮、材は分ける前に
30g、100gで計り、それをピーラーで剥きました。
剥いた結果1:3で樹皮:材でした。
 
酸化処理の必要性を見るために
葉は煮出したあと30分間酸化させて、
材は煮出す30分前に用意したものと
煮出す直前で用意したものの比較です。
 
葉は染液を、材は染料を酸化させて比較したわけです。
 
 
いつもは絹の試験布のみを使用していますが
今回は絹と木綿両方を用意してアルミで染めました。
 
結果は一番液で一番濃く赤くなったのが材でした。
次いで樹皮、葉といったところです。
しかし二番液では材ほどではないですが
葉が一番赤くいい色のように思えました。
 
そしてグラム数の違いで目立ったのが葉でした。
30gと100gという差でしたが100gは黄味が出てしまい
30gの方が赤く綺麗な色でした。
しかしその分二番液では100gの方が赤いです。
 
多く染める時にはあえて一番液を捨てて、
二番液で染めるのがいいかもしれませんね。
 
葉も材も酸化処理すると良い結果になる事があるようです。
100gの葉は赤く染まっています。
しかし30gの方は微妙な色でいい色とは言い難いです。
材は薄くなっているように感じますが
茶味が抜け綺麗なピンクよりになっているようです。
 葉の酸化はやったほうが良さそうですが
材はやらなくてもよさそうです。
 
父の考察があがったらそちらも載せさせていただきます。

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